SAPIXでは毎回プリントをもらってくる形式。大量のテキストの復習は次の授業が始まる前に行わねばなりません。
まだ小学4年生の子供だけではできないので、親がフォローする必要があります。
以前SAPIXのプリント管理については以前記事を書いたのですが、今日は国語についての記事を書いてみようと思います。
娘は国語は比較的得意な方で、読解問題は得点が取れていました。ただ漢字・語彙については壊滅的スタートでした。
そのため、今は、新しく習う漢字や語彙は完璧にマスターしていく&読解も重要なところは抑えるという方針で計画を立てています。
同じような境遇の方の参考になれば幸いです。
SAPIXの国語の学習内容について
SAPIXの国語で勉強することは以下の通り。
- 国語Aテキスト→知識、文法、読解基礎
- 国語Bテキスト→長文読解、記述力
- 言葉ナビ→語彙力をつけるための副教材
- 国語デイリーチェック→授業前に行われる、前回の単元の確認テスト
国語も算数同様A,Bともにかなりのボリュームがあります。また読解問題が多いので親のマル付けがなかなか難しいという単元でもあります。
SAPIXから提示されている優先順位は
- デイリーチェックの復習
- Aテキスト「漢字」
- Aテキスト「知の冒険」「次回デイリーチェックの範囲」
- Aテキスト「コトノハ」「読解メソッド」の復習
- Bテキストの問題の復習、後半の★付きの問題
- Aテキスト「読解演習」
- Bテキストの残り問題
愚直に上記をやろうと思ったのですが、娘は授業と同じことをやらせると怒るので、娘に合わせてカスタマイズしています。
ただ、基本保身はは基礎の定着です。
また、国語は暗記項目と、考える項目に分かれていますので、漢字などの暗記項目は1日の最後にさせるなど、勉強させる順番や時間帯に工夫をしています。
学習前の下準備:帰宅したらやること
他の科目同様、帰宅したらテキストの仕分けをします。先週分のテキストを透明クリアファイルに移し、今週分のテキストを黄色の国語A,Bのクリアファイルに入れます。
この時、国語Aは知識問題が多く、繰り返し解くことになるので、一度分解してスキャンします。スキャンしてクラウドに保存したら、再度ホチキスどめをしておきます。
使っているプリンタはこちら。スキャンが早いし、A3サイズまで両面スキャンできるので、お勧め。
また、デイリーチェックは2穴ファイルにファイリングします。こちらの回答はAテキストについているのでセットにはしません。
デイリーチェックの回答で理解度確認
帰ってきたデイリーチェックをみて、漢字、語彙の習熟度をチェックしています。
また、文法等で苦手そうな単元があった場合などもメモしておいて、復習させます。
余談ですが、国語に限らず、日々のデイリーチェックの苦手っぽい項目は別途メモしておくと良いです。そうするとマンスリーテストの復習が少し楽になります。
国語のデイリーチェックは裏面が全く同じもんだいになっているので、解き直しをさせる時は、裏面のコピーを取るようにしています。
デイリーチェックのやり直しは次の日の国語の勉強の時間にさせるようにしています。間違いがなく100点を取れていた場合は特に何もせず、マンスリーテスト前に時直しをしています。
- デイリーチェックでまちがった問題(デイリーチェックの裏面をコピー)
Bテキスト
まずは基礎力の強化!ということで国語Bテキストから優先的にやります。
事前にスキャンしているので、家庭学習1回目ではテキストに書き込んでOKと伝えて、採点が楽になるようにしています。
先生によってはノートに書くべし、という先生もいるので基本は先生の方針に合わせていますが、国語は特に指示されてないので、直接書かせています。
我が家で家庭学習する項目は下記のとおり
- 読解メソッド「内容を確認しよう」→授業で終わっている場合は「読解演習」
- 漢字、次回のデイリーチェック(1回目)→ 一度で覚えられないので、数日空けて2回目と、前日に3回目をやります。
- 「コトノハ」の復習→テストの前日
「コトノハ」は塾でやってくるの家では次の授業前に復習を兼ねてやらせています。
また、読解演習は「内容を理解しよう」を授業でやっている時や、余力がある時はやらせていますが、やらないことも多いです。
Aテキスト
こちらは読解力問題で、採点が難しいです。
国語の先生に聞いてみたところ、感情を読み取れている(「悲しい」「辛い」「嬉しい」等)のであれば概ね理解できているので詳細にこだわらなくて良い。と言われたので感情を読み取れているかを注意して採点しています。
我が家の家庭学習する項目は下記の通り
- ★内容を整理しよう
- ★正しい形に直してみよう
- 「練習問題」から2つ程度ピックアップして解かせる→その週の状況による
あまり細かいところにこだわらず、誤字脱字、日本語の文法的破綻がないか、感情を読み取れているか、に着目してマル付け、コメントをするようにしています。
「練習問題」も娘の状況をみてやらせたりやらせなかったりです。
家庭学習の進め方
日々のやることはSTUDY PLANNING NOTEBOOKで管理
毎週娘が塾から帰宅した後にプリント類を仕分けして、学研のSTUDY PLANNING NOTEBOOKに、1週間のやることをメモするようにしています。
学習計画帳はいくつか買ってみたのですが、これが一番お勧めです。書く項目が多すぎず少なすぎず、ちょうど良いです。最近は2年生の息子も使っています。
こんな感じで色分けしていきます。(この週はクラスがBからCに上がったところだったので、ちょっとイレギュラー)
1週間の国語の学習スケジュール
娘の校舎は火曜日(算数・理科)、木曜(国語・社会)となっています。
火曜と木曜は自宅学習をする時間がないので、その他の曜日で科目を割り振るようにしています。
曜日 | 内容 |
---|---|
月曜 | |
火曜 | (算数AB・理科の授業) |
水曜 | ※デイリーチェックの範囲学習(15分程度)→漢字・言葉ナビ・コトノハの復習 |
木曜 | (国語AB・社会の授業) |
金曜 | 国語Bテキスト範囲 |
土曜 | ※デイリーチェックの範囲学習(15分程度)→漢字・言葉ナビ |
日曜 | 国語Aテキスト範囲 |
基本は金曜と日曜が国語(と社会)のメイン学習日で、時間が比較的ある土曜日と、授業前日の水曜日に、デイリーチェック対策の知識強化を入れています。
暗記科目なので、その日の勉強の最後にやるように伝えていて、寝る前などに行っています。
その他の科目・プリントの管理について
その他の家庭学習関連記事はこちらにまとめています。
各教科の家庭学習の進め方
家庭学習が捗るアイテム
いかがでしょうか。
SAPIXはとにかく復習が大変なので、まだまだ試行錯誤中ですし、娘の学習状況にあわせても変わると思いますが、現段階ではこんなかんじで進めていて少しずつですが結果も出てきています。
参考になれば幸いです。
にほんブログ村