なつやすみに入りましたねー・・・。
夏休み前半はSAPIXは夏期講習開始まで1週間程度お休み、またお盆もまとまった休みがあります。
そののため、長期の休みを効率的に使って1学期の総復習に当てたいところ。
とはいえ、フルタイム共働きのため、平日は子供の勉強を見る時間も限られますよね。
最高の効率で必要なところを漏れなく学習していく必要があります。
試行錯誤して今のやり方に落ち着いたのでご紹介します。
忙しいママやパパが、夏休みの子供の勉強を見ていくためのスケジュールの一例として参考になれば嬉しいです。
SAPIX4年生の娘の1日の過ごし方
普段は週2のSAPIXも夏はイレギュラーになります。だいたい週4回程度。
2日連続で授業、1日休んでまた2日といった感じ。
算数は毎日で、あとは国語多めの理社ローテーションです。
効率的に復習をしないと追いつきません!
1日の時間割
我が家の小学4年生の1日の時間割はこんな感じ。
4年生くらいでは親が勉強をみていないと、無駄に時間ばかり経って身についていないことが多いので、子供の勉強時間は隣にいるようにしています。
普段は子供が家をでた朝の7時半から仕事をしているのですが、夏休み期間は通常より営業時間を短くして、9時半〜18時まで勤務、追加業務がある場合は21時以降に、というスタイルに変更し、9時半までは子供の勉強に集中です。
朝、大半の勉強を終わらせて、昼と夜は軽く流す感じです。
基本的に私の勤務時間に合わせてあるので、塾のある日もない日も差はないのですが、塾のある日はお昼の勉強が自由時間になることが多いですね・・・。塾前に休ませてーとなります。
夏休みの課題の進め方
夏休み教材の優先順位
小学生が夏休みにやらないといけないことはたくさんありますよね。優先順位付けをして効率的に進めたいと思っています。
- 学校の宿題
- 算数(SAPIX夏期講習テキスト)
- 国語(SAPIX夏期講習テキスト)
- 理科(SAPIX夏期講習テキスト)
- 社会(SAPIX夏期講習テキスト)
必須の項目としては、学校の宿題と日々の夏期講習の内容を消化していくこと!
科目の優先度は、積み上げ教科である算数を最優先としています。
あとは配点割合や難易度を考えて国>理≒社の優先度でやっています。
ちなみに、夏休みの宿題は今年は量が少なかったため、娘は初日に友達と集まってほぼ終わらせていました。8月3日時点で終わっていないのは自由研究の工作だけです。
- 1学期中にやったマンスリーの復習
- 1学期に習った単元の復習・苦手克服
こちらは別途、記事にしようと思っているのですが、塾のお盆休みなどで数日時間が開く時にやることも計画しています。
長期休暇は苦手単元のおさらいに最適なのでぜひともやりたいです。
算数の進め方
算数は積み上げ教科なので、いかに穴を少なく着実にマスターしていくか、が重要になります。
また、これまでは基礎中心で応用(★★★)には手をつけていなかったのですが、偏差値も55を超えてきたので、そろそろ応用もできるようにしていきたいです。
夏期講習の算数テキストは前半が授業用の問題、後半がステップ、最後に計算力コンテストがあります。
我が家での進め方は以下の通り。
持って帰ってきたテキストをみて、理解できている単元とできていない単元を見極め。
できてなさそうな単元(=授業中に解いて間違っているもの、直しが入っているもの)の「復習しよう」のページを印刷し、自力で解かせたあとに親が解説します。
また、ステップ1の問題は超基礎なので、とりあえず復習を兼ねてその日の夜に解かせるようにします。
前日解いた苦手そうな問題を再度とかせてみます。
ここで解けていれば問題ありませんが、まだ理解が不十分そうであれば、再度解説します。
そこまで終わったらステップ②③に取り掛かります。こちらはやや難しくなってくるので、つまりそうだったらヒントを与えるなどして手助けします。
また、この日に間違った問題は後ほど解き直すので後でわかるようにチェックしておきます。
最後に計算力コンテスト。
こちらは娘は塾の開始前にある程度終わらせてくるので残りをとかせて採点します。
採点後、間違っていた問題は、なぜ間違ったのか、を一緒に分析。
例えば、単純な計算ミスなのか、書き方が汚かったからミスをしたのか(0と6を読み違えるとか、縦の列があっていないからとか)、理解していないのかなど。
娘は雑に書いて見間違えることが多いことがわかったので、都度指摘するようにしています。
初日、2日目で間違った問題は別途印刷しておき、塾がない日に解き直させることにしています。
ここで解けていればとりあえずOK、解けてなければ、また次の塾のない日に解くようにします。
算数は積み上げ教科なので、習ったことは着実にマスターしていく、を目標にしています。
また、絶対にお勧めしたいことは演習のときはテキストを印刷する、です!
あれこれ教材を広げるより、塾のテキストを繰り返し解いた方が良いと思いますし、バラしてスキャンも難しいので、何回も解けるように印刷推奨!
ただ、入試問題に挑戦、や思考力アップ、のような問題はまだ娘には難しすぎるように感じたので、スルーしています。星3の応用まで着実にクリアすることが現在の目標です。
また、副教材の「基礎力アップトレーニング」は毎日朝の勉強の時間に解かせるようにしています。
国語の進め方
国語は正直どのように勉強させるのが正解なのか今一つわかっていないのですが、国語の要(知識編)と毎回の授業テキストをベースに進めています。
国語の要(文章題編)は長期休暇にやる予定です。
授業テキスト
授業の次の日に授業でやっていない問題を2〜3問解くようにしています。
夏期講習から始めた工夫としては、娘に丸つけをさせて、得点を出すところまで一緒に考えること!
「この下線部分は3点だけど、丸にできるかな?三角かな?」
「どうしたらもっとわかりやすい文になるかな?」
と一緒に解説を読んで考えています。
国語は問題作成者の意図を汲み取れればよいので、解説をしっかり読んでどう書けば良いかを理解するようにしています。
が、おいおい、良い学習方法については考えたいところ。
国語の要・知識編
平日の毎朝、見開き1ページ解くようにしています。
また、前日に間違った問題の復習も行います。
さらに、週末は平日の総復習に当てています。
まとめるとこんな感じ。
間違った問題はチェックをつけますが、2回連続で間違ったらわかるように印をつけます。
たとえば、平日に知識の要第1回〜5回までを解いたとしたら、土曜に1回〜3回、日曜に4回〜5回を再復習します。
この際、可能なら全部やりたいところですが、娘が嫌がるので2回間違ったところ+過去に間違った問題をランダムに出題、裏紙にパパッと書いてテンポよく進めるようにしています。
1週間に少なくとも3回は解き直すことになるので、かなり定着します。
理科の進め方
理科は週2位であるのですが、いつも通りのボリュームです。。。
一応一通り解くのですが、わからないところはすぐ答えと解説を見せて、テンポよく時間を書けずにこなしています。
我が家のやり方は下記の通り
デイリーチェックの直し&ポイントチェックを15分〜20分位でさっとやります。
わからないところは答えを教えたり、ネットで検索して画像を見せたりして理解させます。
わからなかったところ、間違えたところはやはりチェックをつけます。
確認問題1、2をやります。
こちらもわからないところは教えていいのでとにかくテンポよく!
また、娘の機嫌にもよりますが、ポイントチェックの復習も行います。前日の夜わからなかったところのみなのでサクサク進みますが、わかってなさそうだったら再度解説をします。
確認問題3、4とこれまで間違えた問題をさらっと見直し。
間違った問題は全てチェックをつけているので、再度解き直します。
こちらも2回目なのでテンポよく!前回の学習から日が空いていないこともあり、大体の問題はさらっと解けます。
理科のテキストに関しては過去記事にした通り、バラしてスキャンしてクラウドに入れてありますので、都度印刷して解かせています。
間違った問題は、テキストにチェックでもいいですし、間違ったプリントを残しておくでもよいので、あとでわかるようにすると良いです。
また、理科のデイリーステップは毎日2項目ずつ朝学習のタイミングで解くようにしています。
社会の進め方
社会は理科ほどではないですが、毎回覚えることがたくさん出てくる難儀な科目・・・。
こちらも塾の当日に簡単な復習→次の2日でテキスト学習という流れで進めています。
具体的な進め方は下記の通り
デイリーチェックの直し&デイリーステップを10分位でさっとやります。
理科同様、わからないところは答えを教えたり、ネットで検索して画像を見せたりして理解させます。
とにかく軽い負荷で回数をこなすことを重視します。
かくにん問題1、2をやります。
こちらもわからないところは教えていいのでとにかくテンポよく!
夏期講習テキストは記述式の問題も増えてきたので、なぜそうなるのか、を理解していなさそうだったらググったりして、一緒に調べます。(サピのテキスト、解説はうっすいです・・・)
確認問題3と白地図をやります。
夏期講習の白地図は結構難しいので、答えを見せたりしつつやります。
時間がある時は私も一緒に白地図を作って見せあったりしています。
白地図のポイントは時間を決めてやること(我が家では20分前後)!やろうと思うと延々できてしまうので、終わりがないと疲れてしまうんですよね・・・。
間違った問題の解き直しをします。
特に地名の漢字などが正しく書けているかどうかをチェック!
社会も理科も大体2回は解けるように設計しているのですが、お出かけが入ったり、娘の気分が乗らなかったり、ということがあるので、そのような場合は諦めて2回目はスキップしたりしています。
最悪テスト前に解き直しはできれば良い、の精神で!無理しない範囲でやっています。
まとめ
算・理・社は、授業当日に簡単な復習、翌日(&翌々日)に問題を解く、授業日の朝や休みの日に間違った問題の復習、という感じで進めています。
そしてこの計画を立てるのに欠かせないのがスタディノート!
以前はこちらのタイプを使っていました。
こちらの特徴は書くところが広くてとても良かったのですが、使い切った&使える時間を意識してほしいな、と思い、下記のノートに変えました。
実際の書き込みはこんな感じ(汚くてすみません・・・)
ますが小さいので、ペンが太いとちょっと書きにくいのが難点ですが、時間の見積もりがわかるのでスケジュールが立てやすいです。
勉強をみてあげられる時間と塾の時間をマークして、どれ位勉強できるかを可視化、また、各単元で何をやるかをざっと書いています。
その日間違った問題は、印刷して間違いノートを作っているのですが、忘れないようにメモ欄にも間違った項目についてのメモを記載しています。
また、2週間後に復習したいなーと思った場合は、2週間先のページのweekly to-do listに書き込んで、復習タイミングを忘れないようにしています。
学習計画の参考にしたもの
最近、娘のクラスが上がってきたのに伴って、学習法を見直していまして、それに合わせて買った本がこちら。
また別途紹介記事を書きたいのですが、塾ごとの特徴や特性、それぞれの勉強モデルケースまであり、かなり参考になりました。
この本に書かれていることをゴリゴリに真似すると結構時間がかかるので、自分なりの取捨選択をして、取り組んでいます。
いかがでしたでしょうか。
夏休みの勉強、我が家の方法を紹介しました。何かしら参考になれば嬉しいです。