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フルタイム共働きの我が家にとって、子供が小学生に入ったときの一番の悩みは放課後の過ごし方でした。保育園は19時まで預かってくれるし、お金を追加で払えば20時まで延長も可能でした。
でも小学校は違います。
早い日だと13時くらいに授業終わってしまうし、かといってまだ一人で家でお留守番はさせられない。塾やならいごと、一般学童、民間学童、放課後クラブなど色々選択肢があって迷いますよね。
今回はそれらの違いを比較・まとめてみました。次年度小学生になるお子さんのいる家庭の参考になれば嬉しいです。
小学生の放課後の選択肢
小学生の放課後は長いです。
私は横浜在住ですが、横浜市は先生の働き方改革のため、小学生の休み時間をなくしてその分早く学校を終わる、という、親の立場からすると恐ろしいシステムが導入されつつあります・・・。
トイレなどは申告して行くスタイルらしく、多感な時期の子供がトイレをみんなの前で申告して行くのしんどくない?とか思ったりしますが、先生も大変ですものね。。
さて、小学生の放課後を埋める方法としては大きく5つ(実質4つ)です。
- 習い事
- 民間学童に通う
- 自治体が運営している学童に通う
- 塾に通う
- 親に預ける(禁じ手。親が近くてこれができる人羨ましい)
高学年になってくると受験などで塾に行く子が増えるため、4の塾がメインになる印象です。我が家も4月から4年生の娘は今年は塾メインです。
一方、低学年のうちは2、3の学童をメインにしつつ、1の習い事で隙間を埋めて行くのがメインになってきます。
ちなみに、息子(現1年生、4月から2年生)の周りでは保育園時代から続けていた1.習い事をやりつつも、2と3の併用している家庭が多い印象です。後述しますが、民間学童は習い事の代わりとしても優秀なため、教育目的で預ける方が一定数いるためです。
それぞれの特徴・違い・メリットデメリット
習い事
放課後の時間潰しの定番、習い事。昔は習字、そろばん、ピアノ、バレエ、くらいでしたが、最近は多種多様で、英会話、ダンス、スイミング、ピアノ、ヴァイオリン等楽器、体操、各種格闘技・・・とたくさんの選択肢があります。
値段は、大体週一10000円〜が多いです。スポーツ系は保険に入る必要や道具が必要な分、英会話やピアノ等より少し安い印象ですね。
時間は1時間前後のところが多いです。1つの習い事だけでは放課後の時間を埋められないため、習い事だけで埋めようとするとかなりの数をこなすことになります。
一方、子供が気に入る習い事を見つけることができれば、一生物の趣味として人生を豊かにしてくれる可能性もありますので、もし興味がある習い事があればやらせてみるのは良いかもしれません。
- 放課後数時間を見てくれるだけで良い
- 毎日見てくれなくていい
- 子供に好きなことをさせてあげたい
- パートタイムや在宅ワークなど子供の長期預かりが必須でない、または他と併用できる家庭
民間学童
民間の学童保育は、長時間子供を預かってくれることがおおいです。また、送迎があるところも多く、安心して子供を通わせることができます。
さらに、勉強を見てくれたり、英語を教えてくれたり、体操を教えてくれたりと習い事がわりにもなります。知人のお子さんは理科の実験やプログラミングなどもやって、さらに夕ご飯まで食べてから帰宅するそうです。
また、長期休暇だけお願いする、などフレキシブルに対応してもらえるので、夏休みまるっとお願いすることも可能です。特に夏休みは宿題のケアもしなければならないのでここを外注できるのはかなり助けになると思います。
このように充実している民間学童ですが、自治体の学童に比べるとお値段はお高め。数万円〜のところが多いです。
関東圏だと、埼玉を中心に展開しているハッピーキッズなどは週1回15000円〜、関東圏を中心に展開しているキッズアップなどは週2回39000円〜でした。一見すると高いですが、習い事を兼ねている、また保育園の代わりと思えば、まあ出せない額でもないかな、という印象です。
勉強や運動をバランスよくやらせてくれて、送迎・食事などのオプションも豊富なため、一般学童と組み合わせて使う人が多いようです。
- 子供の勉強や運動のお世話もしてほしい、いろんな経験をさせてあげたい
- 長時間の預かりが必須
- 送迎や食事などの特別なケアをしてほしい
- 金銭的に余裕はあるが忙しい家庭
自治体などが行なっている学童
自治体がやっている学童保育は、安価で長時間子供を預かってくれる、というのが最大のメリットです。また、放課後学校でそのまま預かってくれることが多いため、子供を移動させる手間もなく、安心です。
また、小学校のお友達が一緒に行くことも多いので、学校終わりにそのままお友達と遊べるというメリットもあります。
自治体がお金を出して業者を雇ってくれていることが多いため、料金も安価です。大体平均2000円〜5000円位でみてくれるため、かなりリーズナブルです。またひとり親家庭などは免除があることも多いです。
一方宿題をする時間などは一応ありますが、強制ではないですので、帰宅後の家庭学習は親ががっつりみてあげる必要があります。共働き家庭の場合、時間や人手というリソースが足りないことが多いので、子供の勉強のケアをしてくれないのはデメリットになります。
また、やはり民間ほど充実してはいないので2年生くらいから嫌がっていかないお子さんも多いそうです。うちの娘は2年生までいかせましたが結構渋々でした。。
- 学童にあまりお金をかけたくない
- 長時間預かってほしいが食事や勉強のケアは家庭でできる
- 夜間ならば、自宅で子供のお世話に時間をかけられる家庭
塾
高学年以上で、受験を考えているのであれば、ほぼこちらに移行して行くのかな、と思います。受験を考えている高学年であれば塾で勉強して、その後自習室を使って勉強、わからなければ先生に質問とフルに活用できて、かなり良いです。
一方で低学年向けの受験塾はほぼないですし、かといって学習塾で長時間お勉強も低学年には辛いので、低学年のうちは塾だけで放課後を過ごす、というのはやや困難かな、と思います。
また、小さいうちは体力をつけるのも大事なので、塾だけだと運動不足になりがちなのもちょっと心配ですよね。
- 子供が高学年以上で受験を考えている
- 子供にたくさん勉強させたい
我が家の場合
我が家は民間学童の申し込みを忘れて、消去法で自治体の学童に通わせました。幸か不幸かコロナ禍の影響でリモートワークがスタンダードになり始めたこともあり、夜遅くまで預かってもらう必要がなくなったことも大きかったです。おそらくリモートワーク出なければ意地で民間学童を探しただろうなと思います。
娘は先ほど書いた通り、2年生からあまりいきたがらなかったのですが、息子がいたので息子が慣れるまでは無理やりいかせていました。
やはり2年生くらいからお友達が来なくなるので、楽しくない、というのがあったようです。
息子は現在楽しく通っていますが、勉強のケアは皆無なので、私と夫で毎日1時間くらい勉強を見ています。これがかなり大変ではあるのですが、娘の塾代などがかなりかかってくるので、学童は安く済ませたく、自治体の学童に入れています。
夏休みのお弁当などが本当に大変なので、その辺民間学童に通わせられるご家庭が羨ましい・・・。
また、息子は土曜日に空手習いに行っているのですが、学童に行きたがらなくなってきたら、これを平日に移動させてもいいかなーと思っています。
まとめ
小1の壁、と言いますが、手厚いケアのあった保育園時代からすると小学生は(公立の場合)学校があまりケアしてくれないので保護者の負担がどっと増えます。
個人的には預け先は多い方がいいので色々調べつつ、予算や家庭の事情に合わせてうまく組み合わせるのが良いと思います。
金銭的に余裕があって忙しい場合は、民間学童100%、または自治体のやっている一般学童に民間学童、習い事を組み合わせるのが良いと思います。
また、リモートワークなどで比較的時間がある方は自治体のやっている一般学童を中心に据えて、夏休みの長期休暇などにスポットで民間学童や習い事の講習を入れるのがおすすめです。
そして高学年になったら、受験を考えいているご家庭は塾をメインに据えつつ習い事や民間学童を挟む、受験を考えていないご家庭は自宅での留守番に習い事や民間学童を挟む、のがよいのではないでしょうか。
これから新学期が始まりますが、悩めるママパパの参考になれば嬉しいです。
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