4年生になり、塾でも社会の勉強が始まりました。
娘は比較的社会は得意な方なのですが、緯度経度が出てきたところで、意味がわからず混乱しているようだったので地球儀を買うことにしました。
最近は色々な地球儀があるのですが、緯線経線が入っていて、インテリア的にも悪くなく、子供が扱いやすいもの、を探してほぼ日のアースボールに辿り着きました。
ARを使って色々なことが学べて、地理への興味も深まっているようです。
今日はほぼ日アースボールについてレビューをしたいと思います!
ほぼ日のアースボールとは
ほぼ日のアースボールとは、糸井重里さんが主催するほぼ日(ほぼにち)=ほぼ日刊イトイ新聞のウェブサイトで販売されている地球儀です。
AR技術で、スマホやタブレットで地球儀を映すと、そのエリアの情報(動物の生態や、世界遺産など)が見えたり、現在の天気(気温、雲の流れ、1週間の様子など)がわかるようになっています。
ほぼ日のアースボールの種類
通常の地球儀の形をしたファーストモデル、私が買ったジャーニーモデル、国境のないモデル、ボール型など色々なバリエーションで販売されていますが、2024年現在、購入できそうなものはファーストモデル以外の3種類になります。
受験勉強の一環として買うなら緯線経線・国名のついたジャーニーモデルがいいと思います。大きさも大きすぎず小さすぎずでちょうどいい。
リアルさや、別途地球儀を持っている方は通常の国境のないアースボールがおすすめです。小さいので嵩張りません。
また、未就学児や低学年のおもちゃも兼ねるならPLAYがいいですね。サンタさんとか持ってきたら嬉しいかもしれない。
それぞれの特徴を比較表にまとめてみました。
特徴 | ほぼ日のアースボール | ほぼ日のアースボール JOURNEY | ほぼ日のアースボール PLAY |
---|---|---|---|
大きさ | 直径15cm | 直径20cm | 5号球(直径22cm) |
緯線経線 | なし | あり | なし |
国名 | なし | あり | なし |
その他 | リアルな地球 | 国境やイラスト入り | ボールとして遊べる |
定価 | 3960円 | 11000円 | 7920円 |
Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る |
Amazonや楽天だとちょくちょく割引されたりポイントがついたりして、定価より安くで売っていることがおおいですので要チェックです。
おそらく廃盤?になりそうなplayなどは半額くらいになっていたりします。(2024年5月現在)
ほぼ日のアースボールでできること
ARアプリで地球儀の上に色々な情報を提示することができます。
例えば国旗を出したり、世界の朝食を出したり。世界遺産をマッピングしたりできます。地球の今の状態をリアルタイムに取得することも可能!
さらにポプラ者の図鑑と連携して恐竜や動物などをマッピングさせたりもできます。
また、地球の情報のみならず、アースボールを月や他の惑星に見たてて色々な情報も表示できます。月の裏側や宇宙飛行士が見た景色なども見ることができます。
ARアプリのコンテンツ数は2024年5月現在で26個あります。(随時追加されている様子)
ほぼ日のアースボールジャーニーのレビュー
外観・大きさ
直径12センチなので、無印のスタッキングシェルフ1マスに配置するとこんな感じ。
台座が木製でナチュラルな感じで可愛いので気に入っています。
台座に固定はされていないので、持ち上げてよく観察することもできますよ。
そして、かなり細かく情報が記載されていて、眺めるだけで楽しい!かわいいし。
かなり細かく主要な都市が記載されていますし、世界遺産や有名なランドマークはイラストで表示されています。海流についても記載があります。
アプリについて
このほぼ日のアースボールの最大の特徴はARで地球儀の上に様々な情報を表示させることができることです!
普段は地球儀の横にアースボール専用アプリを入れたiPadを置いておいて、子供達が好きに触れるようにしています。地理の問題でそのエリアが出てきた時や調べ学習などにも使っているようです。
2年生の息子は学習はしてませんが、写真を地球の周りに配置できるモードを使って、あれこれ写真を配置して遊んでいました。
アプリの動作ですが、遅延もなく早いです。ボールの認識で手間取ることもないですね。
ARで遅延やストレスなく適切に認識するのはかなりありがたいです。また、直感的なインタフェースで、特に説明なしで使えて、かつ地図上にマッピングされたオブジェクトをタップした時に表示される説明文にはふりがなも振られているので、低学年でも遊ぶことが可能です。
2024年5月現在、モードは26種類ありますが、立体的に地球を見れるモード、クラシックな地球儀を表示させるモード、国旗や地図帳を表示させるモードなど、色々なバリエーションで地球を見れるモードや、世界遺産、動物、恐竜など図鑑から情報を引いてきてマッピングさせる調べ学習に使えるモードもあります。
それ以外にも、地球の今を見れるARならではのモードやSDGsについて学べるモード、世界の朝食や写真をとって地球の周りに飛ばせる遊び要素の強いモードなど様々なコンテンツがあります。
下記はポプラ社の動物図鑑をマッピングした様子です。どのエリアにどのような生き物が住んでいるのかがわかりやすいです。ARなのでリアルな地球儀を回すと画面表示もうごきますよ。
定期的に追加されているようで、今後が楽しみでもあります。
良かったところ、悪かったところ
やはり立体的に地球を見ることで緯線経線のイメージがつきやすく、ちょっとつまづきかけていた社会の理解にかなり役立った実感があります。
また、アプリが素晴らしく、ちょっと知りたい、調べたい時に子供達で色々やってみるようになりました。
この手のアプリは操作性が悪いと台無しなのですが、アースボールのアプリはものすごく操作性が良いため、子供が一人でも色々遊べる、調べることができます。
TVや本などで世界遺産が出てきた時は実際に地球儀の上で調べてみたり、理科の天体の学習の時には季節ごとの昼と夜の違いなどを映してみたりしていました。
また、理科の天体では球体に光を当てて説明するのがわかりやすいのですが、その際にも活躍しました。笑
一方で本物の地球儀に比べると傾きがないため、自転の説明をする時などは親が手に持って斜めに傾けて説明する必要があります。
また、おそらくボールに直接塗装ではなく、シートを貼り付けている?と思われ、緯線経線がうっすらずれているところがありました。(が気になるほどではないです)
微妙にズレているところの写真を撮ってみました。このくらいのずれです。
社会科学習おすすめアイテム
社会はどうしても暗記する内容が多く、興味を持ってくれないと勉強が進まないですよね。
よくある一問一答の丸暗記は5年生以降になるまで禁止、とSAPIXの先生から言われているので、楽しくゲームで勉強できないかと日々模索中。
おすすめの勉強にもなるゲームをご紹介します。
桃太郎電鉄:楽しく地名・場所・特産品を覚えられる双六テレビゲーム
こちらはSwitch版桃鉄の令和バージョン。(nintendoオンラインに加入していれば、スーパーファミコン版は無料でプレイできるので、まずはそちらを遊んでみてもいいかも。)
SAPIXの4月の復習テストで、農作物や日本の地名をあまり覚えていないことが気になったので導入してみました。
ゲームなので、特に意識しなくても、エリアの名前や大体の位置を把握することができます。特に、マップ上に特産品のイラストが配置してあるため、このエリアはこれが特産品、というのがわかりやすく、楽しく覚えることができます。
子供の頃やった桃鉄は、貧乏神が強くてしんどかった印象があるのですが、令和版はあまりストレスなく遊べました(大人になったからかも?子供の性格によるので要注意)
あと、地名の漢字と読み方を覚えられるのも良いですね。何回も見ている漢字はなんとなく書けるようになりますので。
ファウナ:社会や理科の勉強にもなる、動物クイズボードゲーム
動物のカードが配られて、どのエリアに生息するかを当てるゲームです。
毛がもふもふしているから北の方にいそう。砂漠にいそう、などと推測することで考える力を養うとともに、世界の地域の気候などをなんとなく把握することができます。
思考力はとても大事な育てたい能力なので、このゲーム、その点でもおすすめです!
普通にゲームとしても面白く、大人だけで遊んでも面白い良ゲーです。
まとめ:ほぼ日アースボールはテクノロジーを使って楽しく地理を学べる!
いかがでしたでしょうか。
社会の勉強だけでなく、現在の地球の様子も知ることができて、色々なことを考えるきっかけにもなるほぼ日アースボール。
インテリアとしても可愛いし、子供が地球儀を通して色々なことに興味を持つようになったので買って良かったなぁと思います。
先日ディズニーでソアリン(空を飛んで世界各地を旅するアトラクション)に乗ったのですが、タージマハルが出てきたので、これ世界遺産だよね!(ほぼ日アースボールの)アプリで見た!と喜んでいました。
多角的に色々な知識を入れることで記憶の定着や興味の深掘りに役立つと思うし、丸暗記よりも何か面白いことと一緒に覚えた方が後々に使える知識になると思うのでおすすめです!