キッズ向けのボードゲームじゃなくて大人も楽しいボードゲームをやりたいなと思い、前々から気になっていたすずめ雀を買ってみました。
最初は数字を覚えられなかったのですが、慣れたら子供達も大ハマり、毎晩のようにやっています。今月のボドゲ対象は間違いなし!
今日はすずめ雀のルールやプレイした感想などを紹介します!
すずめ雀の内容紹介
- ゲーム名:すずめ雀
- プレイ人数:2〜5人用
- プレイ時間:30分〜40分
- 対象年齢:6歳〜
- 言語依存:なし(役カードは日本語)
- 値段:4700円
すずめ雀の概要
『すずめ雀』は、番号と字の牌を使って、手元の6個を1個ずつ入れ替えながら、同じ絵柄3個か連番3個を揃えるように、またライバルの〈完成する最後の1個〉を放出しないように完成させ、その組み合わせに応じて得点を稼ぐ、2〜5人まで遊べて、ドキドキする駆け引きが本格派の、ミニマル(限りなく最小)な麻雀風の新しい雀牌ボードゲームです。
すごろくや公式サイト すずめ雀概要より
すずめ雀のコンポーネント
質感も本物の麻雀牌に似ています。
- 麻雀の「索子牌1〜9」と「發」「中」11種類44個
- 点棒
- 親マーカー
- 風マーカー
- 早見カード
麻雀はあまり詳しくないんですが、索子牌の孔雀がすずめになってて可愛いです。役と牌の早見表がついているため子供が見ながらプレイするのにもGOOD!
すずめ雀のルール
各自ランダムに5つ牌を持ちます。順番に1つずつ引いていき、数字の3連続または同じ牌を3つ揃えて役を2つ作ることを目ざします。上がり方は2つで、自分が引いた牌で上がる(ツモ)もしくは他人が捨てた牌で上がる(ロン)です。
役によって得点が決まっており、ツモで上がれば、他のプレイヤーから均等に得点を得ることができ、ロンで上がれば、牌を取られた人から得点をもらうことができます。
麻雀にある(らしい)リーチとかチーとかポンとかはありません。
遊ぶための準備
まずは親を決めて、各プレイヤーに点棒を40点分配ります。また、牌を裏返して混ぜます。
みんなが見えるところに、風マーカーと親マーカーを置きましょう。
親は裏返した牌の中から一つ選び、宝牌(ドラ)のところにおきます。下記の例だと、1の牌が選ばれています。作った役の中にこの牌が入っていると1点加点されます。
ゲームの流れ
- 親が牌を1つ選び親マーカーの宝牌のところに置く(この牌で役を作ると+1点)
- 各自5つずつ牌を取って他の人に見えないように立てる
- 親から順番に牌を1つ取っていき、役が揃わなければ1つ牌をすてていく(捨てた牌はプレイヤーの前に並べる)
- 誰かが自分の引いた牌で役を作る(ツモ)か、誰かが捨てた牌で役を作るか(ロン)、全ての牌がなくなるかするまで続ける
- 誰かが役を作ったら、役に応じた得点を他のプレイヤーからもらい、親を交代する
- 一周したらおわり
ルールは非常にシンプルで、インスト(ルール説明)が楽です!
ちなみに、点数は連続数字が1点、同じ絵柄3つが2点、宝牌マーカーのところにある牌を入れた役だと+1点、赤牌だと1つにつき+1点などの細かな点数ルールがあります。
下記の例だと、3個連続が2組(+2点)赤牌が3つ(+3点)合計5点となります。
赤牌だけで上がる(スーパーレッド)20点!、緑牌だけであがる(オールグリーン)10点!などの高い得点の役もあってドキドキします。
正式ルールは5点以上じゃないと上がれないのですが、我が家では子供へのわかりやすさを優先させて、5点以上上がりのルールはなしにしています。ハンデとして大人だけ5点以上ルールにしても良いです。
すずめ雀のレビュー
牌が5個なので、引いた段階でリーチ!みたいなことも多く、ドキドキします。
下記の例だと、6の牌が出れば上がれます。ただ、牌の種類が少ないため、途中で4がでたり、5が出たりするとどの牌を待つべきか悩ましくて面白いです。
良いと思ったところ
- 牌の質感がとてもよく本物の麻雀ぽい
- 30分なのにしっかり遊んだ満足感!
- 最初からある程度役が揃っているので、常にドキドキワクワク
- 麻雀を知っている人にルール説明するのが簡単
短時間なのにしっかり役を作る楽しみを味わえる!麻雀経験者の夫は「しっかり麻雀だ!」と感心していました。
そして何よりインストが簡単なのがいい!ボドゲのルール説明ってすごく苦手なのですが、これは簡単に理解してもらえるし遊びやすいです。
説明書に「麻雀の専門用語集」みたいなおまけもついていて、ちょっとプロっぽい気分を味わえるのも楽しい。
B5ノートくらいの大きさですので、旅行に持って行けるのもGOOD!次の温泉旅行のお供はすずめ雀に決まりです!(ただ牌が本格的な分、若干重さはありますので注意)
個人的にいまいちなところ
- 慣れるまでは子供が数字を間違えやすい
- 5点以上上がりのルールが子供には難しいかも
麻雀独特のデザインがうちの小学生には難しかったらしく、最初は数字を読み違えて上がれなくて癇癪を起こしたりしていました。慣れれば問題ないのですが、数字を覚えるまでは大人とペアでやるなどの工夫が必要です。
あとはすずめが可愛すぎて、すずめが出ると捨てられなくて困る!笑
まとめ、子供とすずめ雀を遊ぶときのTIPS
最後に、すずめ雀を子供と遊ぶ時のTIPSをご紹介。子供の場合第一印象が重要ですから初回で楽しい!と思ってもらうことが大切です。
役を覚えるまでは、大人とペアを組む
これ重要!
特に2の牌を1と間違えたり、8を覚えられなかったりしたので、定着するまでは大人が見てあげたほうがいいです。「上がった!」と思ったのに役ができてなくてがっかり、を起こさないことが重要!
5点上がりのルールは無視する
得点計算は慣れるまで難しい(私も未だ慣れてない)ので、子供には難しいと思います。
子供は上がれればなんでもOK、大人は慣れてきたら5点以上でしか上がれない、とするとバランスも良くなります。
プロっぽく麻雀の牌を持ってみたり、用語を教えてあげて雰囲気を出す
ちょっと大人のゲームっぽい雰囲気を出してあげると、喜びますよ。
すずめの牌が可愛いスズメ雀!めっちゃおすすめです!大人もハマってヘビロテすること間違いなしです。
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