ボドゲレビュー:小学生とカタンジュニア。子供も大人も楽しめ、家族のコミュニケーションにピッタリ

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我が家の子供たちはゲーム大好き、ポケモン・マイクラに夢中!なんですが、流石にテレビゲームばかりは良くないので、家族の時間はボドゲで遊ぶことにしています。

⚪︎⚪︎ジュニア、的な有名ボドゲのジュニア版はたくさん出ていて、我が家にもいくつかあるのですが中でも最近の大ヒット「カタンジュニア」を紹介します。

目次

カタンジュニアの内容紹介

カタンジュニア基本情報
  • ゲーム名:カタンジュニア
  • プレイ人数:2〜4名
  • プレイ時間:30分
  • 対象年齢:6歳
  • 言語依存:なし(日本語版もあり)
  • 値段:税込5290円(実売価格4000円前後)

子供の初プレイ時の年齢:小3娘、小1息子
6歳からとなっていますが、順番を守れる子であれば年長でもできると思います。

カタンジュニアのテーマ

ようやく陸地が見えた。
海賊船で海を渡り、島を発見し、海賊キャンプを作ろう!
そのためには、木材、サーベル、ゴールドなどの「しげん」が必要だ。上手にキャンプを作れば運が良ければ次のキャンプを作るのに必要なものがすぐに手に入るだろう。あとはちょくちょく邪魔してくる厄介なクロウ船長さえいなければいいのだが・・・

カタンジュニアルールブック

本家カタンは開拓ですが、ジュニア版は海賊がテーマ。
資源をうまく使って誰よりも早く7個海賊キャンプを建てた人が勝利。勝つための条件がとても分かりやすく、子供でもすんなり理解できるようになっているのが素晴らしい。

コンポーネント

分厚いタイルやプラスッチックのフィギュアが揃っています。子供が多少乱暴に扱っても壊れないのが良いところ。本格的なボドゲっぽくてワクワクしますね。

遊ぶための準備

まずは初期配置。
色ごとに初期配置が決まっているので、全員決められた場所にキャンプと船を配置します。それぞれ2個ずつ配置することが可能です。

カタンジュニア初期配置

また、資源交換エリアに資源を一つずつ配置。

資材交換場所

カタンジュニアのルール

ゲームの目的

一番最初にキャンプを7つ建てること
最初に2つおけるので、後5個おけば勝ちってことですね。

手番でできること

手番は下記の通り。一番若いプレイヤーからスタートです。
先手のプレイヤーは資源交換の選択肢が多いので、いいハンデだと思います。

  1. サイコロを振って資源を得る
  2. アクションをする
    • 建設(キャンプ、船を置く。この際すでに置かれている場所の隣にしかおけない)
    • ココに助けを求める(ココカードを引いて色々な効果を得られる)
    • 資源の交換(交換エリアで1対1交換、または2つの同じ資源と任意の資源1つを交換)
  3. サイコロを隣の人へ渡して手番終了

まずサイコロを振って出た目の数に隣合った場所にキャンプを立てている人はキャンプの個数だけ資源をもらうことができます。(人が振ったサイコロの目でももらえます)
下記の配置で、5の目が出た場合、黄色の人は羊を1個、紫の人は羊を2個もらえます。

島が発展していく様子

この際、6の目が出るとキャプテンクロウが邪魔しにきます。6の目を出したプレイヤーは好きな場所にキャプテンクロウを動かすことができ、置いた土地の資源を2つもらえます。キャプテンクロウが置かれた土地は封鎖され、キャプテンクロウがいなくなるまで、サイコロの目が出ても隣接したキャンプの人が資源をもらえなくなります。

カタンあるあるですが、ヘイト管理がとても大事になってきます。

キャプテンクロウが配置されると資材が取れなくなります。

次にアクションですが、資源を集めていろいろな効果が得られます。

例えば、木と羊とパイナップルとサーベルを使ってキャンプを設置する。木と羊を使って船を設置する、などです。キャンプが増えると次のターン以降でたくさん資源がもらえるので、拡大再生産の醍醐味が味わえます。

資源交換レート表

また、パイナップルとサーベルと金でココタイルを引くことができます。

これは裏面に効果が書かれていて、引くまで何が出るかわからないものの、資源が4つもらえたり、キャンプや船をノーコストで作れたり、キャプテンクロウを動かせたりとかなり強力な行動ができる優れものです。

また、一番多くココカードを持っているプレイヤーはキャンプを1つ余計におけるおまけもあるので、積極的に狙っていきたいところです。

タイル一覧

これをぐるぐる繰り返して、誰かが7つ家を建てたらゲーム終了!

大体30分前後でサクッとおわるので、子供の集中力ももちやすいです。

カタンジュニアのレビュー

本家カタンとの違い

本家との違いはざっくりこんな感じ。

  • 建設条件等各種ルールの簡易化
  • 2人プレイも可能
  • 交渉の代わりに資材交換エリア

細かい条件やルールが排除されていてとことんシンプルにされています。また2人プレイも可能なので、遊ぶ際のハードルが低いのもいいです。

良いところ・いまいちなところ

個人的に感じた良いところは下記

良いところ
  • プレイ時間の短さ(30分)
  • 勝利条件がシンプルで分かりやすい
  • 交渉がない
  • 置いていかれる人がいないギリギリのゲームバランス
  • 2人プレイも可能
  • 手軽に拡大再生産の面白さを味わえる

個人的には最後まで誰が勝つかわからないゲームバランスの良さがとても良いです。子供と遊ぶ場合、全員が最後まで集中できる。終わった後に喧嘩にならないというのがとても大事なので。次は勝てる!と思えるバランスの良さはさすがといった感じ。また、カタンは待機時間もすることがあるため、子供が飽きないので良いですね。

逆にちょっと今ひとつなところ

  • ココカードが強すぎる
  • 運要素は強め
  • 子供がハマりすぎて他のゲームしてくれなくなる

いち早く金を手に入れて、ココカードをうまいこと手に入れられるループに入ると強いです。このループに入れるかはサイコロ運なのでまあ運要素強め。

9歳娘はこれが大好きすぎて毎日「カタンしよ!」と誘ってきます。子供とのおうち時間に悩んでいる方、UNOやカルタ、幼児向けボドゲからステップアップしたい方にはとてもおすすめ!

ぜひ遊んでみてくださいね。

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