算数が楽しくなる!計算速度&算数の点数アップに役立った、楽しく算数をマスターする本とおすすめの使い方を紹介!

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SAPIXの保護者会に行くと算数の先生が毎回、「数字とお友達になりましょう」と言っています。
例えば、よく出る掛け算(2桁の同じ数、円周率の掛け算など)は覚えておく、分数と小数の変換を暗記しておく、等ですね。
また、普通の計算を早くするためにも、足したり引いたりの順番を考慮することはとても大事です。

今日は算数の計算をちょっと楽にする工夫がたくさんの本「小学生のためのバク速!計算教室」を紹介します。

目次

バク速!計算教室の概要

あなたは以下の2つの計算を30秒以内に解けますか。
(1)56×625
(2)314×43×315×57
‥‥‥といわれても電卓でもなければ、解く気にはなりませんよね。
しかし、本書で紹介されている裏技を使えば、電卓よりも早く、(1)は5秒、(2)は10秒で解くことができます。
その方法、知りたくないですか?

バク速!計算教室前書きより引用

知りたいですよね!
この本は計算を早くするための工夫をがっつり教えてくれる本です。

対象読者は小学校中学年~高学年の、四則演算のルールとやり方が頭に入り、かつ分数小数の掛け算割り算が理解できるようになった子供だと思います。

ただ、序盤は計算の順番を理解していれば使える技も沢山なので、低学年のうちからコツコツ覚えていくのもおすすめです!

正確な計算を早くすることの意義

計算力をつけるのは算数の成績アップに直結します。
SAPIXのマンスリーでも、大問1の四則演算で約40点ほどの点数が割り振られていることがほとんど。
大問2も1行問題なので計算ができればほぼ得点できます。こちらも大体30~40点です。

つまり、計算問題である大問1と2を解ければ150点満点中の、半分弱くらいは取れる計算になります。
厳密には大問2は計算だけではないですが、解き方がわかればあとは計算なので、やはり計算力が重要になります。

また、その後の大問でも計算は要求されます。
例えば解き方を完全に理解していたとしても、計算の正答率が9割であれば、本来30点取れるところが、27点しか取れない、といったことが起こるわけです。

つまり、計算を制する者は算数を制するのです!

バク速!計算教室の内容について

本書では8つの項目に分けて計算の工夫が紹介されています。

計算奥義1:100TENゲット
計算奥義2:同答チェンジ
計算奥義3:分配かっけぇわ
計算奥義4:同×(残)
計算奥義5:数列の和
計算奥義6:仮平均
計算奥義7:2ケタ×2ケタ
計算奥義8:神速裏技

それぞれの奥義の章に複数の工夫が書かれており、全部で33個の計算の工夫(裏技)を学ぶことができます。
内容も、足し算引き算の順番を変えるものや掛け算割り算の工夫など盛りだくさんですので、どの学年であっても何かしら使えると思います。

バク速!計算教室の中身について

各種計算の簡単な解説まとめ+演習、合間合間に対話形式のより深い解説、という流れで行われています。

ぱっと見簡単に見えますが、中にはちゃんと読まないと理解できない子もいると思われますので、子供に渡すだけでは完結しないと思います。(子供によると思いますが)

説明を読む必要はどんな本でもあるのですが、子供に繰り返し読ませられる、という点で漫画であればもっとよかったなと思います。
十分よい本ですけどね。

バク速!計算教室を効率よく覚えさせる工夫

そのまま子供に渡してもたぶん覚えないと思ったので、ページを印刷してトイレのドアに貼っています

問題ページをコピーして貼る

裏面には回答を張り付けて、めくったら答えがわかるようにしています。

ペラリと持ち上げるようにめくると裏面の答えが見えるようになっています。

裏面に答えと解説

トイレ中はやることないですし、問題があると解きたくなるんですよねー。

定期的に関連問題を聞いてみて、マスターしている様子だったら別の裏技に張り替える、ということをしています。

かなり定着率がよいのでお勧めです。

我が家は覚えさせたいことをトイレのドアに貼りがちで、そのせいでトイレに入ると張り紙だらけです。笑

正面がドアでない場合は便座に座って正面に見える壁に貼るのがおすすめです。

類似の算数おすすめ書籍

低学年から使える算数図鑑。分数の概念や図形を理解するのに最適です。

いわゆる飛び出す絵本的な感じで、低学年から算数に親しむことができます。立体図形や展開図についてはこの本で理解が進んだように思います。

数字の成り立ちから、分数まで、なぜそうなるのか、がマンガで楽しくわかりやすく解説しています。

理科だマンと同じく韓国発祥の漫画のようですね。

さらっとこれを読んでおくと、数式の=の理解や、詰まりがちな倍数、分数みたいな数字の基礎が頭に入りやすいです。

そして何よりマンガなのでとっつきやすく、ストーリーも面白いです。大人が普通に読んでもへぇ〜と思うところがあります。

2桁の暗算をするためのバク速ドリル。今持っている本がある程度マスターできたらこちらも追加購入しようかと思っています。

いかがでしたでしょうか。
算数は基本的に暗記することの少ない科目ですが、暗記しておくと楽に解ける問題も多いので工夫して計算を早くしていきたいですよね。 

参考になれば嬉しいです。

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