SAPIX3年生の息子。毎日SAPIXのテキストをやらせていますが、やはり3年生だとボリュームが足りないなと思うところ。
特に文章題などの考える問題が特に苦手な様子。。やはり演習量を増やして訓練しないと身につかないのでサブ教材が必要だなと思っていました。
どうしようかなと思っていたところで、RISUをお試しでやらせてみたところ、結構な量の問題に毎日取り組めるようになって、とても良かったので紹介します!

RISUってどんな教材?使ってみて感じた特徴を紹介!
RISUとは一言で言うと、『タブレット1台で個人に最適な算数学習を提供してくれる算数特化の通信教育』です!
小学生向けのRISU算数と未就学児向けのRISUきっずがあるのですが、我が家は小学生なのでRISU算数をお試ししました。
以下の特徴があります。
- 無学年制で先取り・遡り学習ができるため、レベルに合った学習が可能
- 東大生などの個別フォロー動画でつまずきをサポート
- 計算・文章題・図形・思考などバランスの良いカリキュラム
- 専用タブレットで完結!
- 保護者へのサポートメールで、進捗状況やつまずきポイントを教えてくれる
以降、詳細解説します。
無学年制で先取り・さかのぼり学習が可能
RISUは受講前にテストを受けて、理解度チェックをします。
それに合わせて、理解できていないところから学習が始まるので、個人のレベルに合ったところからスタートできます。
RISUを開くと、ゲーム画面みたいに単元がマップになっていて、好きなところを進める形式ですが、最初のテストで理解していると判定されたマップは「テストでクリア済み!」とマークされます。

例えば、塾などに行っていると学年は3年生だけど、4年生の単元まで進んでいることってありますよね?最初のテストで、理解していると判断されれば、3年生を飛ばして4年生の単元から始めることができます。
個別にドリルを買おうとしても、できるところとできないところが混ざっていて選択が難しかったりしますよね。RISUはその辺考えなくていいのでとても楽だなと思いました。
また、算数は積み上げ教科なので苦手があると先へ進めないのですが、各単元でかなりの量があるので、しっかり定着させつつ先取りを進めることができます。苦手を徹底的に潰していくシステム。
無学年制なので得意な子は学年を超えて6年生まで終えてもいいし、苦手な子は戻って基礎からやり直すもアリです。
東大生などの個別フォロー動画でつまずきをサポート
これは正直東大生である必要を感じないのですが(勉強ができるのと教えるのが上手いのは別物なのでね)子供が苦手な単元や新しい単元に入ると、動画が送られてきて解説してくれるシステムがあります。

私個人は動画授業は懐疑的だったのですが、我が家の子供には大ヒットしていて、暇さえあれば先生動画を見ています。
先生が頑張りを定期的に褒めてくれるシステムが嬉しいらしいです。
内要も、塾の講義の要点をまとめた感じでわかりやすいです。YouTubeで苦手単元の動画をさがしてみせるより楽なので、お勧めできます。動画の直後に関連した問題を解ける流れになっているのも高印象!
バランスの良いカリキュラム
計算問題、文章題、図形問題、思考力問題などバランスよく配置されていると思いました。低学年では単位や時計もカバーしており、偏りのない分量で問題があるため、バランスよく学習を進めることができます。
特に単位問題などは忘れると解けなくなるので、戻って復習できるシステムがとても良いと思います。
各単元をクリアしたりすると鍵がもらえるのですが、鍵をゲットすると、ちょっと面白いパズルのような問題を解くことができます。息子はパズルが好きなので、これが出ると大喜びで解いていました。

簡単には解けないけど、じっくり考えると解ける程度の難易度が嬉しい様子。(どうしても解けない時は姉の手を借りたりしてましたが・・・)
専用タブレットで完結
アプリではなく、RISU専用のタブレットが送られてきて、それで勉強するタイプの教材になります。
当然ですが、ブラウザも見れないし、他のアプリは入ってないので、RISUのタブレットを開いている=勉強している、と言うことなので、親としては安心して使わせることができます。
正直、タブレットの精度が良くないときもあり、iPadに入れれたらもっとスムーズかも、と思うことはあるのですが、子供はすぐ慣れてくるので、結局は専用タブレットでよかったなと思いました。
保護者へのサーポートメールが充実!
RISUは定期的に保護者へのサポートメールが送られてくるシステムになっています。
例えば、「100点100回取りましたバッジをゲットしました!」とか「ステージ61『三角定規を使って三角形の角度を求めよう!』をスタートしました』などです。まだ送られてきたことはないのですが、子供が学習に詰まっていたりするとどこで躓いているかのフォローメールも送られてくるようです。

褒めるタイミングがわかりやすくてとても良いです。例えば、「100点100回も取ったの?!すごい頑張ったね!」みたいに声掛けをすることで子供たちは喜んで、何を勉強したのかとか色々話してくれるようになりました。

また、メールが来ていると言うことは着実に進めていると言うことなのでサボっていないな、と言うこともわかり、よかったです。
子供につきっきりで勉強を見るのはなかなか大変なのですが、進捗を把握しておくと要所要所で適切な声掛けができるので良いシステムだと思います。
RISUを半月使ってみて感じたこと・レビュー
とりあえず2週間使い倒したので、最初のレビューをして見たいと思います。よかったところと気になったところをそれぞれ挙げていくので参考にしていただければ。
よかったところ
- 動画などのフォローが手厚く、子供一人でも継続しやすいシステム
- スモールステップ設計で、やる気が持続する
- わかりやすい先生動画
RISUの良いところ① 子供1人でも継続しやすいシステム
RISUは子供一人で学習が進められるような仕組みになっています。
例えば、普通のドリルだと新単元は親の解説が必要なのですが、単元が始まる前に、先生の解説動画が入る仕組みになっています。解説動画を見てから、新単元に進めるので、基本的に子供一人でどんどん進めることができます。
動画というのも結構ポイントだと思っていて、テキストだと読み飛ばしたりする子供でも動画だとちゃんと見てくれるのでなかなか良いシステムだと思っています。
また、問題を解いていてわからない時はヒントをもらうこともできますので、極力親の介在なしに進められるようになっています。(ただし、あまりにも詰まっている様子の場合は手を出したほうがよいです)
出題される問題も最初はとても簡単なものからスタートなので少しずつ達成感を得られる仕組みになっています。
RISUの良いところ②スモールステップでやる気が持続する!
RISUは小問を1つずつ解いていくシステムなので、子供のやる気が持続しやすいです。
どうしてもドリルだとぱっと見問題がたくさんあるように見えてしまって、『多い〜』とやりたがらない息子も、RISUならとりあえず1問、と進めることができています。
やる気を出すにはとりあえず始めないといけない、というのはよく言われていることで、まず1問やってそれが解けると、もっと解きたい!となりどんどん進むのですよね。
各Stageはそれぞれ25個の問題集があります。

問題をクリックすると、小問集に繋がるのですが、小問集も平均2〜3問程度。子供が「ちょっとやってみようかな」と思えるちょうど良い量なんですよね。Stageの問題が多過ぎてもやる気がなくなると思いますので、絶妙な量です。

これはかなり理にかなったシステムだと思います。
ビジネス書などでもよく『問題を小さくして考える』といった記述があることがありますが、基本的勉強嫌いの息子が自然とRISUを手に取って進められているので『問題を小さくする』のはかなり有効な手段なんだなぁと思いました。
また、問題は細かくも、低学年でやるべきことはこれだけ、高学年ではこれだけ、というのがマップでわかるようになっていて、全体も把握できるのも良いところです。自分がどこまですすんでいるかを視覚的に把握できますし、マップを攻略していく楽しさもあります。
わかりやすい先生動画
最初は、先生動画見るのだるいんじゃないかなと思っていたんですが、最近の子供は動画の方がとっつきやすいんですね。
なんども繰り返し繰り返し動画を見ているので、自然と定着するようです。
大人目線で見ると、発話がゆっくり過ぎて倍速にしたい〜とか思うんですが、息子の理解ペースだとちょうど良いらしいです。確かに、理解しながら見ようとするとややゆっくり目の方が良いのかもしれませんね。
いまいちなところ
RISUは概ね満足していますが、改善してほしいなというところも、当然あります。
- タブレットの反応がやや悪い
- 今日の進捗に絞って確認できない
タブレットの反応が良くない
普段iPadの反応の良さに慣れているせいもあると思うのですが、RISUのタブレットはiPadほど反応は良くないです。画面の端の方をチェックするとすぐ反応してくれなかったりしてちょっとイライラします。
最初のテストの時息子がちょっとイライラし出して点数が悪くなってしまった場面もあったので、タッチペンを用意した方がいいかもです。
RISUのタブレットにもタッチペンはついてくるのですが、こちらもちょっといまいちで、ちゃんとしたものを買い足した方が無難です。
我が家はタッチペンを買いました。ただ、2週間経過した現在、息子はタッチペンなくてもスラスラ問題を解いていますので、子供はすぐ適応するのかも。
あと気になるのは、タブレットの電源ボタンをつど押して電源を切らないと気づいたら電池無くなってた!となりがち。
iPadだとケースの蓋を閉じるだけで勝手にスリープになってくれるのでこの辺は物足りないですね。
そもそもの値段もだいぶ違いますし、iPadと同様の性能を求めてはダメです。
「今日、どこからどこまで進んだか」の履歴が分かりにくい
毎日RISUの問題を5問解くこと!を子供に課しているのですが、今日何ステージ解いたかをまとめて確認する方法がありません。そのため、サポートメールや前日の画面からの進み具合などで何となく把握している感じです。
毎日の記録、みたいなものが残る仕組みだったらいいのになぁと思います。
ただ、息子は毎日5ステージ以上はクリアしているので今のところ問題なしです。
※一応、保護者用マイページはあり、進捗を確認できますので、1日の平均学習時間などは確認可能です。

わかりにくい?RISUの料金体系について
RISUの料金体系は分かりにくいですよね。RISUは小学生以上向けのRISU算数と、未就学児むけのRISUきっずがあるので両方について説明します。
RISU算数
- タブレット代金:無料
- 基本使用量(1年間の利用料):32,160円/(税込35,376円)
- 月額利用料:学習量に応じて変動
| 月平均クリアステージ数 | 利用料(月額) |
|---|---|
| 1ステージ未満/月 | 0円 |
| 1〜1.3ステージ未満/月 | 1,280円(税込1,408円) |
| 1.3〜1.5ステージ未満/月 | 1,980円(税込2,178円) |
| 1.5〜2ステージ未満/月 | 3,480円(税込3,828円) |
| 2〜2.5ステージ未満/月 | 5,480円(税込6,028円) |
| 2.5〜3ステージ未満/月 | 6,980円(税込7,678円) |
| 3ステージ以上/月 | 7,980円(税込8,778円) |
月額利用料でややこしいなと思うところは、その月に進んだステージで計算されるのではなく、利用開始してからの平均なんですよね。
なので最初の月に5ステージ、次の月に1ステージ進んだとしても、平均3ステージなので、3ステージ分の料金が加算されます。
ゆっくり進めれば月額利用料は抑えられますが、先取りしてナンボのRISUなので、1年とか、半年、とか決めてガンガン進めて最後まで進めてから解約、がいいのかなと思いました。
3ステージ以上はどれだけやっても料金変わらないので短期集中でがっつりやってしまうのが結局コスパ良くておすすめです。(低学年、高学年合わせて100ステージくらいです)
月額利用料の最大料金は8778円なので、月9000円弱で算数が得意になる!と思えば悪くないかなと思います。
解約後、タブレットの返却は不要で、クリアした問題は解き直せるので、半年くらいで一気に進めてしまってあとは定期的に復習に使うのが良さそうです。
これから冬休みや春休みもありますので、一気に進めてみてはいかがでしょう。
RISUきっず
- タブレット利用料:無料
- 基本使用量(1年間の利用料):なし
- 月額利用料:2,680円
かなりシンプルで分かりやすいです。
基本料だけで利用できるので、未就学児のプレ算数学習にピッタリですね!
RISUは1週間お試し可能!
タブレットの返送料(1800円)はかかりますが、クーポンコード(bvy07a)入力することで、1週間無料でお試しすることも可能です。
(この期間はどれだけ進めても料金かからないので、お試し期間にどんどん進めておくのもアリ!)
合う合わないもありますが、合う子には間違いなく良い教材だと思いますので、ぜひお試ししてみることをお勧めします!
中学受験は算数で決まる、といいますし、低学年からの算数強化にかなりおすすめです!

RISUキッズはこちら!

