【中学受験・社会対策】歴史漫画を比較した結果、我が家では角川を買いました【比較レビュー】

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小学5年生の後半から歴史がスタートしますね。本格的な歴史を習い始める前に大枠を理解しておくと良いのではないかと思い、歴史漫画のセットを買いました。

中学受験向きのものだと、KADOKAWA、集英社あたりがメジャーですよね。また、図鑑を持っていたので、GAKKENも検討しました。

※他社には大学受験対応のものもありますが、今のところオーバースペックかなと思って検討してません。

これら3社の漫画を比較して我が家では角川まんがシリーズを買ったわけですが、3社の比較と角川まんがシリーズのレビューをしたいと思います。

目次

KADOKAWA、集英社、GAKKENの漫画比較

KADOKAWA 角川まんがシリーズ・日本の歴史

  • カラーページは少なめ
  • 表紙と本体の漫画家が違う(ただし本体もテイストはかなり寄せているのでがっかり感は大きくないと思う・・・)
  • 巻末と巻頭にまとめページあり
  • 一人の先生が全時代を監修しているため、流れを掴みやすい
  • 別冊を含めると近代史の割合が多く、受験対策に便利

角川漫画シリーズの特徴はとにかく全体の流れを掴みやすい、ということです。

調べたら、一人の先生が監修されている(15巻まで)とのことだったので、そのためかもしれませんが、個人的には構成も素晴らしいと思います。まとめページが章や話の間ではなく、巻頭と巻末に入っているので、ストーリーを読んでいる時に意識が持っていかれることがありません

また、嬉しいポイントとしては、文字と余白のバランスがとても良く漫画として非常に読みやすいところもあります。

こちらで試し読みできます。

角川漫画は他にも国語・社会・理科各種で色々集めているため、サイズ感が統一されているのも親的には嬉しい。

余談ですが、角川まんがシリーズの地理はわかりやすくておすすめです。

漢字も低学年に色々な読みを覚えさせるのに便利ですが、こちらはサイズが他のシリーズとは異なり、ちょっと大きい。

残念ポイントとしては、表紙と本体の漫画家が違うことですね。これはたいていの歴史漫画で似たようなものですが、好きな漫画家さんの表紙でワクワクして中身をみると、ちょっと違う絵柄が出てくるのは残念。

ただし、中の漫画家さんもかなり表紙に寄せて書かれていますし、絵も時代考証はちゃんとしつつ比較的綺麗なので読みやすいです。

集英社 学習まんが・日本の歴史

  • カラーページ多め
  • 各章の間などに詳細なまとめページあり
  • 各時代をそれぞれの専門家が監修
  • カバーイラストの漫画家が豪華(荒木飛呂彦など)
  • 軽量コンパクト

小さいというのがとても魅力的。

また表紙を誰でも知っている有名漫画家さんが書いていたりと豪華です。ただ、中身と表紙の絵柄が違うので開いてみるとちょっとびっくりするかも。

特に荒木先生の表紙をみて中をみるとちょっとびっくりします。

ただ、子供は以外と表紙と中身のギャップを気にしないみたいなので大丈夫かもしれません。こだわりがあるなら他の出版社の方が良さそうです。

こちらのページで試し読みができますので表紙とのギャップが気になる人はチェックしてみるといいです。

こちらは各時代をそれぞれの専門家が監修しているらしく、専門的な知識がきちんと盛り込まれている印象があります。

特にまとめページが上手に漫画の補足になっており、かなりこだわって作っているように思います。歴史好きなら楽しく読めるはず。

GAKKEN DVD付学研まんが

  • なんといっても、動画付き
  • 漫画本体はフルカラーでわかりやすいがボリューム控えめ
  • まとめページも充実
  • 絵柄が比較的現代的

こちらで特徴的なのは、同じ学研のNEO図鑑シリーズと同じく動画付きです。

まんがとまとめページで構成されていて、まとめページにかなりの分量が割かれているので、漫画としてのボリュームは少なめ深い知識をカバーするために動画を見る、という感じです。

漫画を読むより動画を見た方が頭に入るタイプの子供は、こちらがおすすめです。ちなみに、動画はDVDプレイヤーがなくてもウェブで見られるようです。

本体が薄いので、他の学習マンガより場所を取らないのも利点ですね。

こちらで試し読みできますが、他のシリーズと比べると文字が少なめ。フルカラーで絵柄も綺麗です。表紙と中身の漫画家さんが同じで、他のシリーズより違和感が少ないです。

動画で学習するのが好き、アニメ好きであればぴったりだと思います。

結局どれにする?3社比較

スクロールできます
KADOKAWA
日本の歴史
集英社
日本の歴史
GAKKEN
DVD付き学研まんが
冊数16巻+別冊5巻20巻+別冊2巻12巻+別冊2巻
漫画のボリューム多(224P)中(196P)少(156P)
巻末資料ボリューム少(20P弱)少(20P弱)多(35P弱)
近代史8巻8巻4巻
表紙と中身ギャップややありややあり
(巻によっては気になる)
なし
その他読みやすさ重視各時代の知識重視DVDで映像学習
Amazonで見るAmazonで見るAmazonで見る
出版社ごとの比較

選び方のポイントとしては、絵柄が子供的にOKか、巻末を読むタイプか、読まないタイプか、DVDなどの動画学習が好きかどうか。かと思います。

また、漫画は繰り返し読んでなんぼなので、好きな絵柄の本があれば、絵柄最優先でいいと思います。

あとは漫画としての読みやすさ重視ならKADOKAWA。資料込みのバランスの良さ・コンパクトさ重視なら集英社

動画学習が好きならGAKKEN

私は細かいところを覚えて欲しいというより、大まかな流れを知っておいて欲しかったので、読みやすさを重視した角川の日本の歴史を買いました。

あとはサイズが他の角川マンガと同じというのもポイント高かったです。

自分が子供の頃を考えると、漫画を読みたかったので、巻末の資料や合間合間のクイズなどを真面目に読んだ記憶がありません。なので、資料部分の濃淡には拘らず、漫画として面白いものを選びました。

近代史のところを読んで見ましたが、コロナ禍のところなどつい最近の出来事がわかりやすく漫画にまとめられていてびっくりしました。子供の頃は鎌倉時代とか江戸時代が面白かったですが、大人になると近代史が楽しい。

子供達も気に入って何度も読んでいるので、歴史の流れをある程度理解してから本格的な歴史学習に進んでくれたらいいなと思っています。

私のイチオシは角川ですがそれぞれ合う合わないがあると思うので、ぴったりなものを探してみてください。さんこうになれば嬉しいです。

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