今年の春から子供新聞を購読することにしました!メジャーな子供新聞は3社あるのですが、比較の結果、わが家は『読売KODOMO新聞』を購読しています。
子供たちはSAPIXに通っているのですが、定期的に行われる組み分けテストでは時事問題が出ます。
わが家は普段テレビをつけないため時事問題に疎く、子供達がテストで困ることがしばしば。
そこで、社会科の先生の勧めで子供新聞を取ることにしたのです。
結果、子供達が時事問題や色々なことに興味を持ち、調べ学習で深掘りしてみたり、あれをやってみたいとかあそこに行ってみたいとか言い出すようになったのでとてもよかったと思っています。
購読を決めるにあたって3社とも取り寄せて比較したので3社の違いと、読売KODOMO新聞に決めた理由を紹介したいと思います。

各社の新聞比較
全紙取り寄せて比較しましたので、HPの情報なども合わせて特徴をまとめてみました。
- ポイントを抑えて効率よく短時間でニュースを取り入れるなら「読売KODOMO新聞」
- ニュース量を重視するなら「朝日小学生新聞」
- 低学年から新聞を読む習慣をつけたいなら「毎日小学生新聞」
この中で唯一、週刊なのが「読売KODOMO新聞」毎日コツコツ読む必要がないので、気楽に始められます。もうちょっと読みたい、というところで終わるちょうど良いボリュームで続けやすいと思います。
紙面の大きさ、発行頻度を加味するとニュース量が一番多いのは「朝日小学生新聞」ですね。たくさん読みたい場合はおすすめ。
「毎日小学生新聞」は「6歳からのニュース」という特集があり、小さな子供でも読みやすいひらがなや優しい語彙を使ったニュースがあります。
項目 | 読売KODOMO新聞 | 朝日小学生新聞 | 毎日小学生新聞 |
---|---|---|---|
発行頻度 | 週刊(毎週木曜/約20P) | 日刊(毎日8P) | 日刊(毎日8P/土曜12P) |
価格 | 月額550円(税抜) | 月額2,100円(税込) | 月額1,750円(税込) |
版型 | タブロイド判(扱いやすい) | ブランケット判(大きめ) | タブロイド判 |
対象学年 | 小学生全般 | 中・高学年(受験生向け) | 小学生前半(※低学年記事あり) |
受験対策※ | 四谷大塚監修の入試問題解説 | 思考力を育てるクイズなど | 日能研の受験問題解説 |
非認知能力育成 | コナン・ポケモン等で好奇心を刺激 | 天声こども語・ニュース討論など | 哲学カフェ・特派員・作文企画など |
時事ニュースの量 | 週6ページ程度 | 毎日1~2本 | 毎日1~2本 (内一つは低学年向け) |
時事ニュースの質 | 図解豊富でわかりやすい深掘り特集 | 受験頻出テーマを背景含めて丁寧に解説 | やさしい言葉で幅広く |
※受験対策はどの新聞も不定期
各紙共にお試し版もあるので、気になってみたら取り寄せてみるのがおすすめです。
読売KODOMO新聞に決めた理由
色々考えた結果、以下の3点を考慮して我が家は読売KODOMO新聞を購読することに決めました。
- 圧倒的に安い!
- 週間であること
- 程よいボリューム
まず値段。
安いので固定費になっても許せるお値段。物価高の中、ワンコインなのは嬉しいです。
さらに週刊であることが私にはポイントが高いです。
一週間に読む量が多すぎないので貯めずに読めます。我が家はマンションなので毎朝1階のポストに新聞を取りに行くのが面倒、というのも理由の一つ。
また、ボリュームも週刊の割に多すぎないです。
どのみち新聞という時点で即時性はネットニュースに勝てませんし、それなら少数精鋭のされたニュースの方がいいかなと思いました。
また未読が溜まると子供がやる気を無くしやすいので、来たその日に全体に目を通せる分量からスタートするのが良いと思いました。
逆に読むのが好きな子には若干物足りないかもしれませんので、その点は注意です。
読売KODOMO新聞の紙面構成
一応、公式HPにも紙面構成があるので、そちらを参考にしていただきつつ、私の所感をまとめました。
1、2ページ目は今週の重要ニュース
1面にはその週のトップニュース。ボリュームに応じて2ページ目、3ページ目にも深掘りした記事や関連ニュースが並びます。

まずはここを読み込めば「今何が起こっているか」は把握できるはず。
ただ、毎週大きなニュースがあるわけでもないので、トランプ関税のような重要な国際ニュースの回もあれば、村おこしガチャみないなニッチなニュース、万博開幕ニュースから田植え開始まで、バラエティに富んでいます。
特にいいなと思ったのが、トップニュースに合わせて関連のニュースや技術についての説明があるので、関連知識や興味を広げることができます。
例えばトランプ関税の時は関税が原因で起こった過去の戦争の話題の解説があったり、田植えのニュースでは米不足に絡めて話題を広げていました。
正直ニュース量は少ないと思いますが、その分厳選されていて、解説が詳しいと思います。
3〜6ページは今週のニュース色々
3ページ目以降はトップニュース以外の重要ニュースがまとまっています。
3、5ページの記事ジャンルは特に決まっていなさそうですが、4ページ目は大体スポーツニュース。サッカー、野球のようなメジャーなものから相撲やフェンシングまで色々な話題があって楽しいです。

図や細かい解説の入ったニュースが、おおよそ4トピック程度なので一週間のボリュームとしてはちょうど良い分量だと思います。
たまに時事ネタではないニュースもあるのですが、政治、経済、世界、については毎週記事の半分のスペースにコンパクトにまとまっているので、ポイントは確実に拾えます。

6ページ目はコナンの時事ワード
たまに入ってない週もあるように思いましたが、基本的に6ページ目にコナンの時事ワードの解説ページがあります。
だいたい4ワード分の解説がカードサイズになっていて、切り取ってノートにはるのを推奨されているようです。(やってないけど。)

その週に出たワードがコンパクトにまとまっているのでニュースの理解を助けます。ニュースのまとめなどもあるので最悪1面とこのページだけ読めれば今週の出来事は抑えることができます。
後半は特集ページ
7ページ目から20ページ目までは特集ページがメイン。(トップ生地のボリュームによって前後あり)
ここは毎週様々ですが、ほぼ固定で掲載があるのがファッション記事と、英語などの学習記事、本の紹介記事。
その週のイベント紹介や職業についての記事、環境問題、家庭でできる実験、科学系新情報の記事など読み応えがあります。
「ナショナルジオグラフィック」のキッズ版、「科学と学習」に載っていたような内容で、非認知能力向上に役立つ記事が多いです。
特に、実験系の記事が面白いらしく、小3の息子はゆで卵の茹で加減の記事に興味をもち、実際にゆで卵を作って実験したりしていました。

親目線では、毎週本の紹介があるので、面白そうな本をチェックしたりしています。持っている本が紹介されると嬉しかったり。。
学習漫画も載っていて、特にコナンの科学漫画が面白くて単行本を買ってしまいました。漫画の連載はコナンと、過去にタイムスリップした設定の歴史もの漫画が交互に掲載されているようです。

買ったのはこちらの漫画。面白かったです。
読売KODOMO新聞はニュース以外にも色々学べておすすめ!
初めはニュース記事で時事ネタを仕入れられたらいいと思ってたのですが、それ以外にも子供向けの週刊誌として、勉強にもなる楽しい読み物として活躍しています。
実際時事ネタなどのニュースは他誌と比べるとやや少なめと思いますが、その分解説は詳しいです。もしニュースのボリュームを求めるなら、朝日新聞が良さそうです。
特に後半の特集記事は、エンタメから自然科学、歴史に文学にとあらゆる分野を網羅した、楽しい記事がたくさんあるので、子供の興味を引くのに大活躍です。
大人が読んでも面白いので、我が家では子供と取り合って読んでます。笑
お試しで取り寄せもできるので、ぜひ試してみて欲しいです!
